Workbot のボタン

ボタンは、複雑なワークフローを簡単にする対話型インターフェイスを設計するうえで重要となる構成要素です。

Workbot コマンドのトリガーには特定のキーワードが必要です。Workbot コマンドが正しく実行されるには、この固有のキーワードがユーザーに伝達され、取得される必要があります。ボタンを使用すると、実行を求められているアクションをユーザーが1クリックで実行できるため、ユーザーは追加の Workbot コマンドを覚えることなく、何が必要かをすばやく判断できます。

ボタン ボタンではクリックにより別のレシピまたはワークフローをトリガーする

機能

ボタンには以下の機能があります。

  1. Workbot の Post command トリガーを含む別のレシピをトリガーする。

  2. そのレシピにコマンド入力値を渡す。

  3. ダイアログを呼び出す (Workbot でのダイアログの使用を参照)。

  4. 設定されたリストまたは動的に生成されるリストとして表示される。

対話型インターフェイスを使いやすくするには、ボタンの数は4つ以下にしてください。

ボタンの動作の仕組み

ボタンは Workbot の Post command reply または Post message アクションで使用できます。

ボタンの項目

以下の表に、ボタンの項目に入力する内容を示します。

入力項目説明
Button title ボタンのラベル。例 Cancel 表示するボタンのラベルを入力します。
Submit button commandボタンのクリック時に実行する Workbot コマンド。例
salesforce update account
既存の Post command トリガーのリスト (別のレシピからの) から選択するか、独自の3語から成るコマンドを入力します。このボタンをクリックすると、対応するコマンドトリガーを含むレシピがトリガーされます。
Command input values ボタンのクリック時に次のレシピに渡すコマンド入力値。例
account_id: Account IDaccount_description: Account Description
コマンド入力項目として次のレシピに渡す、名前と値のペアを入力します。

ボタンをクリックすると、別のレシピがトリガーされ、ボタンの項目で定義したコマンド入力値が渡されます。

たとえば、ボタンの項目で以下のように定義したとします。

  • Title : Highest
  • Submit button command : ui_feature highest priority
  • Command input values : projectissue_typepriority

ボタン4の項目

これにより、以下に示すように、このボタンが ([High]、[Low]、[Lowest] の3つのボタンとともに) ユーザーに表示されます。

Slack のボタン4

このボタンをクリックすると、以下のレシピがトリガーされます。

トリガーされるレシピボタンによりトリガーされるレシピ

トリガーされるレシピのコマンドトリガーである ui_feature highest priority が、ボタンの Submit button command と一致していることに注目してください。

ボタンの動的リスト

ボタンはリストデータピルを使用して動的に生成することもできます (リストの詳細については、リストの管理に関するガイドを参照してください)。

ボタンの項目で、右上の横向きの3点リーダーをクリックし、[Dynamic List] を選択します。動的ボタンの項目が表示されます。

動的ボタン

以下の表に、動的ボタンの項目に入力する内容を示します。

入力項目説明
Button source list リストデータピルを入力します。例 Accounts データツリー内で、リストデータピルの横にはリストアイコンが表示されます。たとえば Salesforce の Accounts では以下のようなリストを使用します。
Button title ボタンのラベル。例 Account Name 表示するボタンのラベルを入力します。通常、リストデータピルからのデータピルを使用します。たとえば Salesforce の Accounts リストのデータピルである Salesforce の Account name を使用します。
Submit button commandボタンのクリック時に実行する Workbot コマンド。例
salesforce update account
既存の Post command トリガーのリスト (別のレシピからの) から選択するか、独自の3語から成るコマンドを入力します。このボタンをクリックすると、対応するコマンドトリガーを含むレシピがトリガーされます。
Command input values ボタンのクリック時に次のレシピに渡すコマンド入力値。例
account_id: Account IDaccount_description: Account Description
コマンド入力項目として次のレシピに渡す、名前と値のペアを入力します。

以下の例では、アカウントに関連付けられているボタンをクリックすることにより、Salesforce の「Direct Customer」アカウントを更新します。このリストは毎日変わるため、ボタンの静的リストでは対応できません。動的ボタンの項目を以下のように指定します。

  • Buttons source list : Accounts
  • Button Title : Account Name
  • Submit button command : salesforce update account
  • Command input values : account_idaccount_description

動的ボタンの項目

これにより、以下のような、動的に生成されたボタンのリストがユーザーに表示されます。

Slack の動的ボタンの例

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